かく言う僕も、そんなイメージを持っていた。というのも、特にアメリカ人であれば、ニューヨークに既に沢山の友人がいて、学校の授業以外では元々の友人やそのグループでつるむ人が多い。加えて、 何かとスピーディで競争が熾烈なニューヨークに来る人となると、協調よりも競争を優先する輩が多いのではないか、と勝手に思っていたからだ。
例えば、合格者を対象に学校側が開催したConnectというイベントがあったのだが、ニューヨークに赴きそれに参加した同期はこんなことを言っていた。
「いやー、イベントの最後に参加者が"I love CBS(Columbia Business Schoolのこと)"のTシャツを着せられて、ニューヨークの街中を歩かされたよ。なかなか恥ずかしかったなぁ笑」
といった具合である。
また、日本について言うと、アラムナイの方々が、SIPA(Columbiaの公共政策大学院。)らと合同で、毎月一度Happy Hourを開いている。自分の出身大学や部活等の仲間と集める頻度を考えてみると分かるが、月一というのは結構なハイペースである。
3月末には、コロンビアMBAのジャパントリップ一団が東京に来ており、アラムナイの方々も参加されたイベントがあった。僕も運良く東京にいたので参加させて頂いたのだが、驚いたのがアラムナイの参加者数だ。総勢40名程参加されていてびっくりした。在校生の方々もとてもフレンドリーで、その後一緒に一団とカラオケで熱唱した。
更には、Class of 2015の合格者が集うグループがFacebook上にあり、既に多くの同級生が交流している。その中でWorld Tourというプログラムを運営されており、色んな同級生達が世界各地を訪れ、現地の同級生やアラムナイと会ったりしている。香港にも来月来る予定だ。
以前の僕のように、都会にあるが故に学生同士のコミュニティの結束力が弱いんじゃないか、と思っている方もいらっしゃると思う。僕がここでお伝えしたかったのは、おそらくその心配は良い意味で裏切られることになるということで、今からそのコミュニティに入っていくのを楽しみにしている。
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