2017年1月22日日曜日

今週、偶然複数の方に本ブログを読んでいて、投稿を楽しみにしているとコメントを頂き、今こうして記事を書いている。しばらく更新していない本ブログをまだ読んで頂けていることが光栄である一方、頻度は落ちるにせよ継続的に更新していかなければ、という思いだ。

 昨年終わりから今にかけて、チームメンバーが減った影響で自分の仕事範囲/量が2倍程度になり、社会人生活1年目を思い出す、週末も夜も仕事漬けのような生活が続いていた。幸い、システム導入による業務の自動化も同時に進めたので、一時的な繁忙期は超え、今に至る。

さすがに、1年目の時のように深夜まで仕事をし、金曜の朝4時(正確には土曜の朝4時)から六本木で友人に合流して遊ぶことはしていないが。。。汗


トランプの第45代大統領就任やBrexit、テクノロジーの急速な進化等、世の中の変化について考えるところはあるが、今回は別のテーマについて書いていきたい。

MBA前と後で、ビジネスをする上で自分の何が大きく変わっているかという話だ。


僕は大学卒業後、証券会社に入りM&Aアドバイザリーを5年続け、その後少々PE投資をかじった。そしてMBAを挟み、今の会社で経営チームの一人として活動している。ここで働き始めて1年超が経ったのだが、失敗を繰り返す中で、助言をして顧客をサポートするアドバイザーから自ら事業を作り拡大していく事業家、一部下から上司/リーダーの立場に変わる中で、自分がどういう変化をしてきたかを共有できればと思う。


先ず、全ては実行によって成果を出すということだ。

以前は、チームのジュニアメンバーで、M&Aにせよ投資にせよ、与えられた案件で決められた役割を着実にこなせば相応の評価に繋がった。ある程度やり方が決まった大量にある仕事をどれだけ早く正確に終わらせられたか、が重要だったと思う。

が、今は違う。何らかのアイデアを、外部から聞くか自分で考えるかして創出し、分析を行い、必要であれば社内外のメンバーを説得し、実行し、成果が上がって始めて形になる。成果には立場によって色々あるが、自分は経営幹部なので、短期的なものであれば、会社の業績が上がる、つまりシンプルに売上が上がるか費用が下がるか、が成果だ。

僕もこの点を頭で理解していたが、振り返ると体がついてきていなかった。分析に時間をかけ、指摘して終わるものが多かったのだ。当たり前なのだが、実行なくして成果は出し得ない。

今は、分析は簡単にほどほどにして、失敗してもダメージが大きくならない程度に小さく素早く実行し、いけると踏んだら一気に実行。ダメでも、そこでまた分析し、代替の打ち手を考え、また実行。これを繰り返している。常にボールを前に転がし続けている感覚。意識しているのは、毎日何かしら前進、変化することだ。


次に、相手を思いやるリーダーシップだ。

これまで部下を持ったことがなかった自分だったが、直接的に1人、間接的には50人程度の部下を持った。

しばらくの間、会社はどうあるべきで、彼らの仕事をどうやって実行していくべきか、自分の考えを自分の言葉で伝えていた。だが、一向に部下がついてきてくれているという感覚がない。別メンバー経由で、部下の自分に対する不満も伝わって来る。

そこで、従業員から慕われている間接的な部下を手本に、彼の何が従業員からの支持を得ているのか観察することにした。すると分かったのは、彼が従業員と対話し、理解に努め、彼らのためになるように行動していることだった。

自分の考えだけに基づいて一方的に指示を出すのではなく、 以前よりも対話をし、状況を理解するように努めて、部下に小さなことを含めて気遣いをすることにした。仕事とは関係ないプライベートな話を聞いたり、時々お菓子を差し入れしたりといった小さなことから、自分が理解していることについて教えることを始めた。

これまでの経験で分かったのは、人は何かを教えてもらうと感謝を持つということだ。前職やMBAを経て培ったハードスキルや考え方のプロセスを教えたり、自分が今勉強していて考えている事などを、時々共有するようにしている。

これらによって、徐々に部下が以前よりも付いてきてくれていることが感じられるようになった。


 最後に、未来を予測し、打ち手を繰り出すことだ。

これは、自分の今年のテーマで、現在進行形で集中して鍛えていることだ。どんな会社でも、社会という自分よりも遥かに巨大な波に対応しなければ、それに呑まれる。テクノロジーが日に日に加速度的に進化している今、最低、自分の業界が今後どう変化していくのかを考え、自分なりの仮説を持つことが重要だと思う。

明日起きたらいきなり社会の変化によって自社が危機的状況になっていることは少ないと思うが、それは長期では十分起こり得る。そして長期の状態は、今目の前にある現在の積み重ねによって起こる。

様々な人と話し、ネットや雑誌/本から能動的に情報を集め、それらを元に自分の頭で考え、未来を予測する。特にテクノロジーの観点から。

上記で、これまでマニュアルで行ってきたプロセスの自動化を進めている、と書いたが、これを進めていく中で、大きな成果が出たと同時に、テクノロジーの理解について肌でその重要性を感じたのがきっかけだ。

まだ開始して間もないが、未来予測をする能力は、鍛えれば可能なのではないかと感じている。100%の予測は不可能だが、大体の流れについては、可能だと思っている。それが起こるタイミングの予測が難しいのだが。


以上で、簡単だが今回の投稿を終えるとする。また近々、投稿できればと思っているので、楽しみにしていて下さい。


11月に行われたNYマラソンにて。マラソン初挑戦で、結果は4時間44分。練習で膝が痛くなり完走できないかと思っていたが、レース直前に走るフォームを教わり、そのおかげで思っていたより早いタイムで完走できた。写真はゴール付近で、歩いていた時に撮ったもの笑

9月にCooperstownを訪問。野球ファンならご存知かもしれないが、野球発祥の地で、イチローのグローブやバット等が飾られているhall of fameがある。元野球少年としては心踊らさずにはいられなかった。街も小綺麗で避暑地として多くの人が訪れていた。

1 コメント:

  1. こんにちは。私もいつも拝見させていただいています。頻度は落ちても継続的に近況を書いていただけると嬉しいです。自分もアメリカで働いているので、興味深く読ませていただいています。

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